
ダイエットをして、せっかく目標体重になったのに、今までの反動で元の体重に戻ったり、元の体重以上になってしまうことをリバウンドと言います。
これって一番最悪なパターンですよね。
せっかく一生懸命ダイエットしたのにリバウンド・・・。
今までの苦労はなんだったのか?
こういった体験を一度でも経験した人は、ダイエットをしてもまたリバウンドするんじゃないかと恐怖を感じて、ダイエットすることを諦めてたりしませんか?
でもね、人間の体は、日々の摂取カロリーと消費カロリーの関係上、気がついていないだけで、どんな人でもダイエットとリバウンドを日常的に繰り返しているんですよ。
ですが大なり小なり、リバウンドを防ぐ方法はあります。
今回は、知ってるようで意外と知らないリバウンドについて、絶対に知っておいてほしい原因と対策を紹介します。
リバウンドの原因
なぜリバウンドをするのか?
原因はいくつかありますが、一番多いのが正しいダイエットが出来ていなかったから。
今更ですが、ダイエットって痩せることじゃないんです。
ダイエットとは「食事療法」という意味で、肥満や病気の人が健康な体になるために必要な食事法のこと。
人間でも動物でも、その食事の仕方や何を食べるかによって、体は作られていきます。
ようするに、太るのも痩せるのも、毎日の食生活や生活習慣に左右されているってことです。
正しいダイエットとは、ただ単に痩せるんじゃなくて、食事の栄養バランスを見直して、健康的な体になること。
だから極端な食事制限や食べないダイエットは、絶対にやってはダメなんです。
確実にリバウンドしますよ。
リバウンドの仕組み
体重は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスで増減しますが、人が1日に必要とされる摂取カロリーは、性別、年齢、身長や体重などで変わってきます。
個人差っていうやつですね。
もちろん、消費カロリーにも個人差があります。
体重は、消費カロリーが摂取カロリーを上回ると減ってきます。
だからダイエットをして目標体重になったとき、もうこれで我慢しなくていいんだ~♪と、ダイエット前の食事に逆戻りして、日々頑張っていた運動もやめてしまったら、あっという間にリバウンドです。
摂取カロリーが消費カロリーを上回るんだから、当然の結果ですね。
また、極端な食事制限や、食べないダイエットは、脂肪だけなく筋肉をも減らしていたり、基礎代謝も低下させているので、自らリバウンドしやすい体を作っているといっても言い過ぎにはならないでしょう。
動物だけなく人間も、飢餓に耐える能力を備えていて、摂取カロリーが少なくなると、消費エネルギーを節約したり、摂取したエネルギーを脂肪として蓄え、長く生き延びようとするメカニズムがあるからです。
リバウンドを防ぐ方法
ダイエット&リバウンドを繰り返す人は、太りだした時の対処法に問題があることが多いです。
ダイエットが成功したとしても、毎日の食事や体調なんかで体重は常に増減しているので、多少体重が増えることは自然なこと。
だけど、生活スタイルがダイエット前に戻って太りだした時「もういいやぁ~・・・」と諦めてしまうか「ヤバい!どうにかしなきゃ!!」と思うかどうか。
ここがリバウンドを防げるか防げないかの運命の分かれ道になります。
体重増加のボーダーラインを決める
痩せた体をキープするためには、体重増加のボーダーラインを決めておくことが大事です。
そうでなきゃずるずる太る方向へ行ってしまいますから。
ボーダーラインは個人の考え方があるので、一概に〇㎏までとは言えませんが、私はだいたい2~3㎏を目安にしています。
体重増加が少なければ少ないほど、元に戻すのも簡単だからです。
完全にリバウンドしてしまう前に、さっさとリカバリーしてしまいましょう。
生活スタイルを見直す
体重がボーダーラインを超えたら、生活スタイルを見直してみてください。
特に食生活は、ちょっと気を抜くと乱れがちになります。
ダイエット生活が終わった直後は、安堵感からかお酒の量が増えたり、間食の量が増えたりしやすいもの。
また、毎日していた運動もおざなりになりがちです。
リバウンド防ぐためには、摂取&消費のバランスを瘠せた体に合わせていくことが必要なのです。
太りにくい体をつくる
リバウンドを防ぐためには、ダイエットと同時に太りにくい体を作ることがとても重要です。
太りにくい体とは、基礎代謝が高い体のこと。
基礎代謝は、加齢とともにどんどん低下していきます。
特に40代手前の人は気をつけてください。
基礎代謝は40才超えると一気に低下してきますから。
基礎代謝は筋肉を鍛えることで高めることができるので、筋トレやエクササイズはダイエット終了後も続けてくださいね。
今回のまとめ
リバウンドを防いで1年後も10年後も痩せていたいのなら、ダイエットを始めるときはいくつになっても出来る方法を選んでくださいね。
決して、極端な食事制限や食べないダイエットは選びませんように・・・。